日本は好きですか?

こんにちは。メドウズジャパンの鈴木 壮哉です。
節分が過ぎ、昨日は立春。暦の上では春です。水戸もここ数日の寒さが和らぎ、日中はコートがなくてもなんとか外が歩けるくらいの日差しがありました。日本三大庭園のひとつである水戸の偕楽園でも間もなく梅まつりが始まりますが、その前に梅がぽつぽつ咲いてすでに甘い香りを園内に漂わせているようです。是非機会がございましたら、偕楽園まで春を感じにいらしてください。

ところで、今日のブログですが、絵も何もありません。
それどころかただの個人的な意見ですので、読まれる方によっては不愉快かもしれませんがあくまでも私の独り言としてお読みいただければ幸いです。

突然ですが私はほぼ毎日ダーリン・ペインとメールをします。メドウズを引き継いでから今日まで約6年間続けてきました。ダーリンは話題が豊富で、最近では日本がマイナス金利を導入したことにBBCニュースの引用を付けて意見を求められました。

私はこの仕事にいくつかの醍醐味を感じていますが、その中のひとつに外国人の意見やモノの見方に触れられるというのがあります。日本人である私が普段感じていることをダーリンの言葉や思想に照らし合わせて自分なりに日本を客観的に見ることができるのがとても面白いです。

昨日のメールに、以下のような文章がありました。(一部分を抜き出しているので、違和感がありますがご了承ください。)

'all things are impermenant' and we must not forget time is flowing here and we should go with it as best we can. En-joy our work and play and everything else as best we can. Sadly i think western model(may Japan to) is set up to make people slaves to a system of mortgage and bills and make more money for the wealthy all the time.

全ての事象は永続的ではないからこそ、私たちは今この時を全力で生きなければいけません。仕事、遊びすべてのことを自分なりに楽しむのです。しかし、日本もそうだと思いますが西洋では人間はお金の奴隷になり下がっており、経済的豊かさを求めてお金を常に稼がなければいけない社会システムになっています。



「アベノミクス」という言葉がありました。この言葉が正しいのか悪なのかの評論は避けるとして、自分たちの生活にプラスの影響はあったでしょうか。私の前職は銀行員なので経済事象に興味があり、金融緩和による株価上昇、資産価値増大による景気への好循環は理解できているつもりです。しかし、少なくとも私にはテレビやマスコミで言われているほどのプラスはなかったように思います。

それより、ダーリンの言うように金融緩和で市場にあふれたお金は投機資金として世界中を駆け巡っています。株式だけではなく、石油、穀物、美術品まで。本来であれば、このお金は次の市場や製品の創造に活用されるべきにも関わらず、新しい産業を育てる投資ではなく、利潤の追求のみを目的とした投機といえるでしょう。

最近のマスコミやメディアはある一部分の事象を「ウソ」にならない程度に最大限拡大解釈し、その部分を喧伝しているように思えます。あたかもアベノミクスによる見かけ上の株高でお金持ちが増えているかのように一時期は騒がれました。それどころか、まじめにコツコツ働くことがバカらしいような論調も見受けられました。

そうしてみると、このアベノミクスだけではありません。憲法改正、教育問題、地方自治。日本で起こっているすべてのことが場当たり的対処で根本的には何も解決されず、このように「とりあえず」を繰り返した結果、いよいよどうにもならないところまで突き進んできた。それでも?だからこそ?国民に真実を明らかにしない風潮があるのではとさえ勘ぐってしまいます。

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今日、高速道路を利用しパーキングエリアのトイレに入りました。
小さなトイレでしたがとてもきれいに清掃・整頓されており、洗面台のシャボネットはすべていっぱいに補充されていました。清掃員の方から、「安全運転で」というメッセージと共に折り鶴もおいてありました。これは高速道路会社の方針かもしれませんが、よくよく見てみると清掃員の方が自発的にされている形跡が見られました。

オリンピックを日本に招致する際、「おもてなし」というキーワードが使われました。その後、外国人におもてなし、お客様におもてなしとメディアで騒がれましたが、私はその言葉を聞くたびに違和感を覚えます。見返りを求めてするおもてなしは本当のおもてなしではありません。

誰も見ていないところでも当たり前にきちんと仕事をして、決してそれを誇示しない。それこそ、今日の高速道路のトイレのようにさりげない心遣いこそが日本人の徳だったように思えます。

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極論かもしれませんが、私たちの周りには欺瞞が満ち溢れています。
その欺瞞は結局は経済的利益、すなわちお金に繋がっていることも少なくなく、ある特定の人たちがプロパガンダ的に国民を欺いているような感じもしております。

ダーリンと話をしていると、日本についていろいろと聞かれます。そして、イギリスとの対比の中で意見を交わしていくのですが、今の日本の姿を自信を持って話をすることにどこか違和感を感じてしまいます。私は日本人なので日本が好きですし、教育水準の高さ、道徳などは世界でも目を見張るものがあります。ところが、高度経済成長を経て急激な経済成長を遂げたものの、山高ければ谷深しで社会の減退にどのように対処したらいいのかわからず、それでも既得権を守りたい人の口車に乗せられてはいないでしょうか。

メドウズからエッセンシャルオイルを輸入し販売をすることは誰にでもできます。むしろ私以上に適任の方もいらっしゃると思います。しかし、私はただ商品をお届けするのではなくダーリンの考え方や人柄を商品に載せて伝えていきたいと思っていますし、それは私にしかできません。ダーリンの言う「お金の奴隷になった人間」という言葉。アロマテラピーが実現を目指す人間像はそうではありません。植物が目立たずもしっかり根を張り力強く生きる様は、昔の日本人の徳に通じるものがあると思います。

ダーリンはたまにハッとする言葉を直球で投げかけてきます。そして、自分を立ち止まらせ、考えさせるきっかけを与えてくれます。問題はあるかもしれませんが、ダーリンの言葉をこのブログでもご紹介しながら、皆様のご参考に少しでもなれば幸いと考えています。