お客様が喜ぶアロマテラピーとは何か、メーカーができること アポソ誕生の背景(その2)

(前のブログの続きになります その1はこちらです)

 

ダーリンと話し合った結果、私たちは以下のことを実践していくことになりました。

 

  • 企業の生命線である高品質な商品の安定供給
  • メドウズにしかない、オンリーワン商品の発売
  • 原点回帰

 

メドウズにお客様が期待をしていること、それはお客様が愛する商品、信頼を寄せる商品を変えることなく絶えず供給していくこと。原材料の枯渇や価格の上昇などで市場環境は厳しさを増していますが、まずは「商品の安定供給」これが大切です。そしてオンリーワン商品の販売として、私がメドウズを引き継いでから販売したローズウォーターやシアバームシリーズは多くのお客様にご愛顧いただいており、これまでのアロマテラピーとはあまり縁がなかった新しいお客様も獲得できました。特にローズウォーターは250mlオーガニックでありながら、2,200円という手ごろな価格によりケンコーコムでも販売1位、弊社を代表する商品に育ちました。お客様が喜んで下さる新商品を販売することもメーカーには必要です。そしてダーリン・ペインがお客様と業界の発展にできることであげたことは「自身の原点回帰」でした。

 

 

ダーリン・ペインの宝物、ジャスミン(コンクリート)缶

 

 

ダーリン・ペインがメドウズを設立したのは1991年。その時彼は「適切な価格でお客様の役に立つ商品をお届けすること」を大切にしました。当時の香料には混ぜ物や偽物が多く、彼はその状況に憤りを感じていました。だからこそメドウズは、高品質な商品を適切な価格でお届けすることを第一に掲げたのです。その後日本ではキャリアオイルを中心にメドウズは成長を遂げていくことになりますが、これは前輸入元の戦略でした。そして、オーガニック商品への興味関心が少しずつ高まる中、輸入元の声に応じるようメドウズでは、これまでの商品に代えて、オーガニックエッセンシャルオイルを2007年に発売します。

 

しかし、それまでメドウズをご愛用頂いていたお客様で「ここまでの品質を求めていない」方もいらっしゃいます。オーガニック化したことにより従来の商品と比べ価格が上がりました。メドウズを使い続けたかったのに、やむを得ず断念する方もいらっしゃいました。この混沌とした状況で2008年に私はメドウズを引き継ぐことになります。

 

私はこのオーガニックエッセンシャルオイルの香りと品質に自信を持っています。どのお客様にご使用いただいても恥ずかしくないと思っていますし、多くのお客様からお喜びの声もいただいています。しかし、これまでメドウズを愛してくださっていたお客様をばっさりと切り捨てる戦略は正しくなく、私が決断したことではないにせよ、これまでずっと申し訳なく感じてきました。だからこそ、私が発売する商品はどなたでも使いやすい商品であることを心がけています。

 

市場の変化に適応し業界、お客様そしてメドウズが成長するために何が必要か。ダーリン・ペインがアロマテラピーに携わり30年以上、私が日本法人の代表となって10年経過した今、もう一度当初の気持ちに立ち返り、「誰もが安心して使える高品質の商品(新しいブランド)を生み出そう」ということになりました。ダーリン・ペインも私も「原点回帰」です。メドウズの素晴らしさをそのまま残し、現在そして将来のお客様に引き続き魅力的な商品を提供していく。そして業界への責任を果たすため、ダーリン・ペインがメドウズを立ち上げたときと同じ志で新しい新しい挑戦を始めることになりました。

 

ちょうどその時彼は、フランスでハーブ畑と蒸留所を建設中でした。奇しくも彼自身原点に立ち返り、もう一度アロマテラピーと真剣に向かい合おうとしていた時でした。このように、私たちは新しいブランドの誕生に向けて共に歩みだしました。

 

(その3へ続く)

 

 

お客様が喜ぶアロマテラピーとは何か、メーカーができること アポソ誕生の背景(その1)

メドウズアロマテラピープロダクツの鈴木 壮哉です。

昨日こちらのブログで、アポソ(APOTHO)の発売をお知らせしたのですが早速オンラインショップへのアクセス数が通常の2.5倍になり、多くのお客様に商品のご注文を頂きました。ありがとうございます。ラベンダーやティートゥリーといった定番だけではなく、ゼラニウム(ブルボン)やクラリセージなど他社では比較的高価なエッセンシャルオイルへのご注文が目につきました。

 

ところで、なぜメドウズとダーリン・ペインがアポソを生み出すことになったのか。その背景を少しご紹介させてください。

 

旧輸入元からメドウズが独立し日本法人が設立されたのは2008年。今からちょうど10年前のことです。それまで卸販売をしていた私が三木、山内そして他のスタッフと共に初めてメーカーとして再スタートを切ったのです。当初は、毎日が必死でしたが少し落ち着いてくると、以下のようなことが見えてきました。

 

日本にアロマテラピーが普及して今年でおよそ30年。黎明期には数えるほどしかメーカー・ブランドはありませんでしたが今では公益社団法人日本アロマ環境協会認定表示基準適合精油だけでも約70存在します。ここにないメーカー、ブランドもあり、それほど大きくはないマーケットで必死にシェア争いをしています。お客様の商品の買い方も変化し、これまで店舗でセラピストやスタッフと相談をしながら商品選びをしていたお客様の商品購入がインターネット中心になりました。エッセンシャルオイルは種類が多く、サイズもメーカーにより3ml、5ml、10mlとまちまちです。エッセンシャルオイルだけでなく、キャリアオイルやクレイ、みつろう等の基材まで含めると小売店がすべてを在庫として用意するのはとても大変です。そのため、「小売店に行っても欲しい商品は取り寄せだった」となり、自分が必要とする商品が確実に手に入るインターネットで商品を探すようになるのは自明でした。メドウズにいただくご注文を見ても、これまであった小売店がどんどん減っていき今ではそのほとんどが自店使用の病院やサロンです。

 

日本アロマ環境協会公式サイトから

 

インターネットでの販売が多くなると、販売店の間で価格競争が始まります。同一の商品を少しでも安く販売をする。大手のメーカーの間では、安売りをする業者には商品を卸さないという本来であれば違反行為ですがあえてそれをしてでも値崩れを防がなくてはいけなくなりました。同時にインターネット専売による安価な精油が登場し、これまでの常識では考えられないような価格でエッセンシャルオイルが販売されています。しかし、商品の品質は玉石混合、中にはラベンダーと称していながら実際はラバンディンであることも少なくありません。インターネットのレビューを見ると、もちろんいいことも書かれていますが評価されていないことも多く、これがエッセンシャルオイルやアロマテラピー全般への不信感へとつながっています。

 

 

このように、市場環境が大きく変化する中メドウズに信頼を寄せていただくお客様のお声にお応えしながら、古くからあるメーカーとして市場への信頼を取り戻し、業界の発展に貢献できることは何かないかをダーリン・ペインとことあるごとに話し合ってきました。

 

(その2へ続く)

 

メドウズから新しい精油ブランド「APOTHO」のご提案

メドウズアロマテラピープロダクツの鈴木 壮哉です。
新緑が目にまぶしい季節になりました。


メドウズに新たに加わったエッセンシャルオイルのブランド「APOTHO」(アポソ)をご紹介いたします。

フランス語で薬局を意味するapothecary(アポセカリー)から作られた造語です。

 

 

 

1991年にイギリスで生まれ、1994年から日本で販売されているメドウズ。これまで数多くのお客様に愛され、今日まで販売を続けてきました。その間に市場環境は大きく変化し、特にエッセンシャルオイルはブランド数も増え、価格帯も多岐に広がっています。その中で、「何を基準にブランドを選択したらいいかわからない」というお客様の声をたくさん聞いてきました。メーカーに寄せられるお声はこのブログでも折に触れてご案内してきました。

 

この現状を私はダーリン・ペインと事あるごとに話し合い、彼も積極的に耳を傾け意見を出してくれました。そして、彼もが30年以上エッセンシャルオイルを見続けてきた経験を踏まえひとつの答えをAPOTHOという形で提案をしてくれました。

 

ブランドのコンセプトは、

 

・日常生活で気軽に使える確かな品質
・初心者の方でも手を出しやすい価格
・他のブランドにはない独自性

 

これは、メドウズを続けて来たダーリン・ペインが創業当時を振り返りつつも、現在のアロマテラピーを取り巻く環境に合わせて事業を再定義し、いい意味で「原点回帰」となりました。

 

 

ダーリンがハーブを育てる畑

 

現在、ダーリン・ペインはフランス南部の小さな町に自身のハーブ畑と蒸溜所を建設しています。気候の関係でイギリスでは育てられないハーブが温暖なこの地ではすくすくと育ちます。彼の人生の変化と同時に生み出されたこのAPOTHO。ビジネスではなく、自分の経験、情熱、こだわりを凝縮した商品を作りたい。だからこそ、彼自身が1本1本語りかけながら商品を作り上げています。

 

今後このブログで商品が生まれた秘話、彼のこだわりを数回に分けてご紹介していきますのでお楽しみに。

 

 

 

 

なお、2018年始にオンラインショップで一部を先行販売したところ多くのお客様から大反響をいただきました。先日の日本アロマ環境協会会員のつどいでもセラピストの方々に人気で、多くの商品で完売となりました。オンラインショップでは期間限定20%OFFで商品を販売しています。

 

一例として、

 

ラベンダー(真正、フランス産)10ml 定価1,620円(税込)→1,296円
ティートリー10ml 定価1,620円(税込)→1,296円

クラリセージ10ml 定価2,052円(税込)→1,642円
ゼラニウム(ブルボン)10ml 定価2,052円(税込)→1,642円

 

1本から送料無料でお届けいたします。ぜひこの機会にご覧くださいませ。

アポソエッセンシャルオイルはこちらからご覧いただけます。