インスタ始めましたと井の中の蛙が外に出るとき

株式会社メドウズアロマテラピープロダクツの鈴木壮哉です。
早いもので今月も最終日。カレンダーもあと2枚を残すのみとなりました。近所の百貨店からお節料理の案内が届き、テレビでは年賀状のCMが目につきます。気が付けば冷え込みも厳しくなり、樹木は晩秋の装いです。

 

ところで、私は今月何人かの方と一緒にイギリスとフランスに出かけてまいりました。イギリスではメドウズに行き、フランスではエッセンシャルオイルの蒸留所見学などを行いました。

 

 

落ち葉のじゅうたん

 

空気が澄んで青空に映えるカンタベリー大聖堂

 

メドウズの入り口はちょっと冬模様?

 

 

特にメドウズは何度も行き慣れていますが、今回は初めてお客様をお連れいたしました。するとどうでしょう。今まで見えていた景色でも違う色彩を帯びてきます。十人十色とは言ったもので、目線が違えば違うものが見えてくる。今まで何度となく見た光景も思わぬ一言で、急に新鮮に見えてくるから不思議です。そしてその感動や喜びを共有できる仲間がいるのはありがたいもので、これほどまでに楽しかったイギリス出張は今まで経験したことがありません。これから少しずつ、私が見聞きしてきたことを皆様にご紹介していきたいと思います。

 

 

イギリスとフランス(プロヴァンス)では空の色が違います

 

 

プロヴァンスにある蒸留所

 

蒸留の過程

 

ゼラニウムの蒸留が終了しました

 

 

今回の出張中に初めて「インスタグラム」に挑戦をしてみました。一緒にメドウズを訪問したメンバーの中にSNSに明るい方がいらっしゃり写真の編集方法やハッシュタグの入れ方などを教えていただきました。普段使用するのは二つ折りの携帯電話ですし、写真も撮影したことがないので、インスタに投稿するまではそれこそ大騒ぎです。上手な方は色を変えたり、アングルの使い方に特徴があるのでしょうが、私はただ写真を撮影するだけ。それでも、なんとか頑張っていきたいと思いますので、どうかお付き合いいただければ幸いです。

 

なぜかロンドンのVegan Fetivalで試食を勧めてみたり…

 

アーモンドの袋詰めをしたりと今回の出張はいろいろなことに挑戦しました

 

アーモンドを煎ることになぜか一生懸命

 

 

ところで、メドウズはイギリスの企業なのでイギリスの話題を中心に投稿すべき…と考えていましたが、今回フランスのアロマテラピー事情を見るとその2か国では全く様子が異なることに驚きました。販売方法、使用目的など。それは国民性に通じるものがあるのかもしれません。もちろん、どちらが正しい、悪いということはないのですが世界のアロマテラピー事情を知ることは私だけでなくきっと皆様のお役にも立てるのではと考えました。

 

そこでこれからは、メドウズ(イギリス)に軸足を置きつつも私が感じたことや興味を持ったことなどを国やブランドを問わず幅広くこのブログやフェイスブック、インスタグラムなどでお伝えしていきたいと思います。イギリスとの対比、日本との対比、他社との対比等その他との対比をすることで、今私たちが接しているアロマテラピーの現状がより正確に認識できると思います。

 

井の中の蛙から、大海まで行かないまでも少し興味を外に広げて新たに出会える知識や話題をメドウズを通じて皆様と共有出来たら幸いに思います。
 

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エッセンシャルオイルブランドの選び方 ~メドウズが嫌いな人がいて当然です~

株式会社メドウズアロマテラピープロダクツの鈴木 壮哉です。季節が変わり実質今日から衣替え。そういえば、だいぶ日も短くなり、ここ水戸は5時半を過ぎるとだいぶ暗くなります。まさに「つるべ落とし」ですね。

 

ところで、私がメドウズの仕事にかかわって今月で7年を迎えます。ちょうど7年前の2009年10月にイギリスのダーリン・ペインを訪れ、「ハイパープランツから私に輸入者が変更になる」と伝え、紆余曲折を経ながら現在に至ります。

 

まだ若いです。カンタベリー大聖堂で。

 

Eevaちゃんも生まれたばかり。

 

ご存じの方も多いかと思いますが私は元来アロマテラピー業界の人間ではないため、その間不慣れな私を温かく見守りながら育ててくれたすべてのお客様(特にお取引先の皆様)に感謝申しあげると共に、自分なりにいろいろと学んでまいりました。今日はその中で、「ブランドの選び方」についてお話をさせて下さい。

 

お客様から、「精油メーカー・ブランドはどのように選んだらいいのでしょうか」といご質問を頂くことがあります。また、インターネットを検索すると、

 

アロマオイル 人気
アロマオイル ブランド
アロマオイル ランキング
アロマ おすすめ メーカー

 

などの検索ワードが人気のようです。私たちは精油をアロマオイルと呼ぶことはありませんので、きっとアロマテラピー初心者の方がよりよいエッセンシャルオイルを探して、検索をされているのだと思います。

 

さて、検索をすると精油メーカー人気ランキングというサイトが発見されました。どのようなメーカーが並んでいるのか見てみると

 

生活の木
ニールズヤードレメディーズ
プラナロム

 

などと並んで、私は聞いたことがないブランドも散見されました。きっとアフィリエイト広告だと思います。正直に言うとメドウズを売る私も最初は生活の木の精油を使いましたし、ニールズヤードの青いボトルにあこがれ、プラナロムの確かな成分分析表に驚かされました。

 

一般的にアロマテラピーを始めて、最初にこのような疑問にぶつかるのではないでしょうか。


1,    どのメーカーの精油を買えばよいか分からない。
2,    オーガニックを買うべきなのか。
3,    成分分析表は必要なのか。また、どう使うのか。
4,    日本アロマ環境協会表示基準適合精油がいいのか。
5,    同じラベンダーでもメーカーによって価格差があるのはなぜか。

 

これは私が常日頃思う、アロマテラピー業界の暗い部分とつながっています。皆さんがモノを購入するとき使用目的や価格、性能などを考慮されると思います。

 

例えば車を購入するときは、

 

家族構成
使用目的
予算
デザイン

 

などから自分に合う車を選びます。間違っても4人家族が「2人のスポーツカー」を選びませんし、収入に見合わない高価な車を購入することも少ないと思います。

 

しかし、エッセンシャルオイルは選ぶ基準がありません。どのメーカーのラベンダーも細かく見れば違いはあれど、結局はラベンダーです。あえて言えば高価な精油を購入したところで目に見える違いや作用の差は感じられません。そのため、A社の精油にB社の商品ラベルを貼り、B社の精油として販売される例が後を絶たず、結局は小さな市場に何十、何百ものブランドが乱立することになっています。

 

メーカーは商売ですので、何とかして他社と比較して自社の優位性をアピールしようとします。その結果、

 

オーガニックだから安心
日本アロマ環境協会表示基準適合精油だから安心

 

などという後付の理屈を並べます。ちなみに日本アロマ環境協会表示基準適合精油は単に同団体が求める「学名、科名などの情報が商品に正しく表示されている」というだけであり、精油の品質には何ら関係がありません。日本アロマ環境協会の法人会員で費用を出せば、適合精油としてすぐに認められます。

 

売れているメーカー、良く見聞きするメーカーがお客様にとって良いメーカーなのかというと必ずしもそうではありません。私にアロマテラピーを教えてくれた弊社のセラピストは、

 

自分が気持ちよく使えるメーカー、ブランドこそが良いメーカー

 

と言っていました。私はふとしたときによくこの言葉を思い出します。エッセンシャルオイルは数千の芳香物質(化学物質)で構成されており、栽培された気候風土によりその性質は大きく異なります。欧米では、農薬を用いないで栽培されたオーガニック野菜が手軽に手に入り、工業国のアメリカですらホールフーズマーケットの様なオーガニックを主体としたスーパーマーケットが各地に存在します。

 

ホールフーズマーケットの商品棚。オーガニックが目につきます。

 

同じほうれん草でも食べ比べをするとオーガニックのものは瑞々しく、味も濃厚で同じほうれん草とは思えないくらい別物。それだけ、オーガニックが日常生活に身近に存在しています。決して、高価・高級のアイコンではないのです。

 

エッセンシャルオイルも同じ事で、オーガニックであるならばなぜオーガニックにこだわるのかをメーカーはお客様にきちんと伝える必要があります。単価を上げる手段ではなく、お客様により良いものを使用して欲しいというポリシーがメーカーに存在するかが重要だと私は思います。

 

そして大切なことはエッセンシャルオイルを選ぶとき、価格だけで選ばないで頂ければと思います。

 

高いからいい精油
安いからそうでない精油

 

という構図は全く成り立ちません。

 

価格や先入観に囚われずそのメーカーがホームページなどで提供している情報等を基に、お客様の価値観や考えに近いメーカーやブランドの商品をご使用されることを強くお勧めいたします。また、専門店も少ないので大変ではありますが、なるべく多くのメーカーの商品をお試し頂き、より自分の好みに近い香りや使用感を持つブランドを見つけて下さい。自分の好みに合うエッセンシャルオイルを見つけられたとき、アロマテラピーの世界が一気に広がり、ますます楽しく興味を持つことが出来ます。

 

私はメドウズの人間ではありますが、全員にメドウズが好かれるとは思っていません。またそれを望んでいません。

 

ローズウォーターなどは

 

ローズの瑞々しい香りがする
葉っぱや草のにおいがする

 

と同じ商品でも人によって感じ方は様々です。250mlもあるので、毎日惜しみなく使えるというお声もあれば、使い切れずに悪くなるという感想も頂きます。しかし、私たちは自分たちの商品に自信を持って販売をしており、きっとそれはお客様の価値観や嗜好により合うときと合わないときがあると思いますが、それが健全な状態だと思っております。メドウズが好きと言って頂ける方(それは商品だけでなく、メーカーのあり方や姿勢も含めて)に、これからもご満足頂ける商品をお届けすることが私の仕事であり、義務でもあります。

 

私はメドウズの商品を無理矢理でも多くのお客様にお勧めしたいと全く思っておりません。それは生産者、商品を作ったメドウズの仲間、そして原料となった植物すべてに気の毒です。商品をとにかく売らんとするための販売はしたくありません。メドウズの商品がお客様の価値観に触れる何かや時がございましたら、お選び頂ければ幸いに思っています。

 

だからこそ、これからもメドウズらしさを忘れずに。それがこの7年間で学んだ事です。10月3日にこの事を改めてここにしたため、これからの礎にしていこうと思います。

 

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どうしたら自分の会社・お店がお客様に喜ばれ、成長を続けることができるか その1

メドウズアロマテラピープロダクツの鈴木 壮哉です。
昔から「2・8月は売り上げが低迷する」と言われており特に今年から11日に祝日が出来たために停滞感が強いようです。皆様のご商売はいかがでしょうか。

 

さて、前回のブログでご案内をした「どうしたら自分の会社・お店がお客様に喜ばれ、成長を続けることができるか」の今回は第1回目。その会社、お店の目的は何ですかについて一緒に考えていきましょう!

 

では、早速ですが皆様の会社、お店の目的は何でしょうか。

 

もしサロン様であれば、

・トリートメントで疲れている部位をケアする。
・お客様のお話を聞くことで心の負担を軽くする。

 

スクール様であれば、

・お客様がアロマテラピーの知識を身に着けるお手伝いをする。
・お客様の資格取得を支援し、キャリアアップに貢献する。

 

店舗様であれば、

・お客様に役立つ商品を販売する。
・お客様が困ったときの拠り所となる。

 

などがあげられると思います。

 

私の会社、株式会社メドウズアロマテラピープロダクツの目的は

 

・イギリスで作られるメドウズ商品を確実にお客様にお届けする。
・メドウズ商品を通じてアロマテラピー業界の発展に貢献する。
・お客様、お取引先を問わずメドウズに携わる方全員に喜びと発展、成長をお届けする。
・途上国に多い生産者の利益を守り、経済的自立や発展に寄与する。

 

となります。


しかし、日々の業務を続けると毎日が単調になり、だんだん視野が狭くなっていくことがあります。その結果、「集客」、「技術向上」につきっきりになってしまったり、仕事に飽きてしまったりすることも多く仕事への熱意が失われるきっかけになります。

 

これは私の意見ですが、アロマテラピーは生活にどうしても必要なものではありません。「衣・食・住」のような生きる上で欠かせないものではなく、本当にアロマテラピーが好きな人を除いて、「アロマテラピーに興味がある人」、「ハーブティーが好きな人」など嗜好性が高くなるのが特徴です。そのため、お客様に大きなメリットや動機がないとお店に来店し続けてもらうことは難しくなります。

 

そこで、「お客様にメリットを与え続けるとともに自分も熱意をもって常に仕事に接することができる状態」を作ることが大切になります。これはとても大変なことではありますが、裏を返せば「お客様に喜んでいただき、自分を必要としてもらうには何をしたらよいか」ということだと思います。

 

先ほどの目的に戻るとサロン様は、

 

・トリートメントで疲れている部位をケアする。
→他のお店では提供していない自分独自のプログラムを作る。
(ヨガ・スーパーフードを使った料理教室、アロマテラピー講座など)
・お客様のお話を聞くことで心の負担を軽くする。
→同じ悩みを抱える人を集め、サークル活動にしてしまう。
※これはあくまでもアイデアであり、本当に機能するかの確認はしていません。

 

など、自分のお店でしかできないことを提供することでお客様に新しい喜びと魅力を伝えることができます。さらに一歩進むと、自分のお店の目的が以下のように変わってきます。

 

・トリートメントで疲れている部位をケアする。
 →アロマテラピーの手技と知識でお客様の疲労を軽減するとともに、お客様の健康維持・向上に役立つイベントを行い、楽しく毎日を過ごせるお手伝いをする。


・お客様のお話を聞くことで心の負担を軽くする。
 →お客様の悩みや憂鬱を取り除き心の負担を軽くするだけでなく、お客様同士のネットワークを作り新たな活動の場や友人作りを応援する。

 

会社やお店の目的がよりはっきりし、具体的になると自分が何をすべきがが見えてきます。同業他社を視察に行ったり、構想を練ったり。日々いろいろな変化が生まれてくるでしょう。


再度メドウズの話に戻りますが、私の会社の目的は

 

・イギリスで作られるメドウズ商品を確実にお客様にお届けする。
→メドウズ商品が持つ植物からの恵みを通じてお客様の健やかな生活に貢献するとともに、自然や植物の大切さを伝える。

 

・メドウズ商品を通じてアロマテラピー業界の発展に貢献する。
→誰もが安心して、楽しく使い続けられる商品の提供やホームページや講習会などを 通じて商品、使用方法の啓蒙活動を行う。

 

・お客様、お取引先を問わずメドウズに携わる方全員に喜びと発展、成長をお届けする。
→メドウズの商品がお客様とお客様を結びつける接点になるとともに、販売する方・使用する方双方に喜びと満足をお届けする。

 

・途上国に多い生産者の利益を守り、経済的自立や発展に寄与する。
→途上国におけるメドウズの取り組みを紹介することで途上国の現状を少しでも日本のお客様に興味・関心を持っていただくとともに、経済的な自立や発展を一丸となって応援する。

 

と書き換えることができます。こうして書き換えると改めて身が引き締まる思いがします。

 

なお、目的を考えるときに大切なことがあります。それは自分のお店や会社はアロマテラピー専門だからと、それ以外の分野を排除してしまうことは極力避けたほうがいいと思います。例えばトヨタ自動車は自動車を作ることが目的ですが、住宅も販売しています。これは「お客様のライフスタイルを創造する」目的から生まれており、クルマと住宅は全く別に見えますが、相関性があります。逆を言えば、アロマテラピーのお店・会社でありながら建築をテーマにするなどまったく関係がないことをするのはお勧めしません。

 

お店や会社を始めるとき、誰もがこの「目的」を考えると思いますが、意外と「人に喜ばれるのが好きだから」「アロマが好きだから」とぼんやりしたところから始めることも多いと思います。私がアロマテラピーを始めた理由も「自分の好きな人がアロマテラピーに詳しかったから」というものでした。ここで今一度皆様のご商売の目的を定義しなおしてみると、新たな発見に出会えるかもしれません。

 

次回は、「自分とお客様をきちんと見ていますか」について書いてみます。メドウズもまだまだできていないので、一緒になって考えていきたいと思います。

 

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今日からメドウズは新しいステージへ

メドウズジャパンの鈴木 壮哉です。
本日2016年7月1日よりメドウズは新しいステージへ進みます。長くなりますが、今日から始まる変化・挑戦と私の意気込みをお話させてください。

 

1、自社販売体制へ

これまで国内販売代理店株式会社彩生舎様を通じて皆様にお届けしていたメドウズ商品は本日より弊社より直接お客様へお届けさせていただきます。お客様対応業務もすべて弊社で対応させていただきます。

 

2、株式会社メドウズアロマテラピープロダクツへ社名を変更いたしました

社名に「アロマテラピー」を加え、専業メーカーとしてお客様や業界への一段の貢献を目指すとともに、英国のMeadows Aromatherapy Products社と同じ社名とすることで日英一体となってメドウズ商品のさらなる普及、発展とお客様満足度の向上に努めてまいります。

 

特に1番の自社販売体制を採用するにあたり、お取引先の皆様にはご迷惑やお手数をおかけすることを心よりお詫び申し上げます。しかし、それでもなぜ弊社がこのタイミングで社名を変更し、自社販売体制を再構築したのかその理由をお話させてください。

 

2009年10月に弊社が前輸入元からメドウズ事業を買収し、およそ7年が経過しました。それまで銀行員をしていた私は全く無知の状態でこの業界に飛び込み、能力のある従業員と心が広いお客様に助けられここまでメドウズを続けてくることができました。しかし、「一個人」として冷静な目で業界を見渡し、またお客様と日々接する中でこの業界の未来に私は大きな不安と心配を抱えています。

 

銀行業界は安定した金融サービスを提供し経済の根幹を担うのが使命です。
自動車業界は社会基盤のひとつである自動車を作り、人々の生活に便利さを供与します。
食品業界は、人間が生きる上で必要食べ物を通じて、人々の暮らしを作ります。

 

各業界、各企業はこのような使命と大きなビジョンを持って日々経済活動を行っていますが、果たしてアロマテラピー業界はどうでしょうか。

 

先日のブログにも示しましたが、「アロマテラピー」という大枠の中で各社がアイデアを出し、切磋琢磨しながら自社並びに業界の発展に努めていますが、使命感を持った大きなビジョンは存在しないと思います。そのため、各社が「どうしたら他社より目立てるか」「どうしたら他社より優位に立てるか」という競争が繰り広げられ、すべてではありませんか時としてお客様に不信感や違和感を掻き立てる要因になるのも事実です。

 

メドウズは、1991年の創業以来、貴重な自然界からの恵みをエッセンシャルオイルやキャリアオイル等という形で皆様にご提供しております。創業者ダーリン・ペインは植物の持つ素朴で力強いエネルギーをそのままの形でお客様にお届けしようと人工の保存料や添加物は使用せず、素材の良さを大切に、今日まで商品作りを続けてきました。そしてこれからも、このスタイルをやめることはありません。また、利益を求めて売れるための商品を作ることもありません。(彼の考えや技術的にも「できない」といったほうが適切かもしれません。)

 

ダーリン・ペインは全く商売っ気がありません。売上がほしいのかと聞かれると真っ先にNoという人間です。原価計算も苦手で、後出しじゃんけんのように「やっぱりあの計算間違えてて」といってくることはいつもです。お金を使うくらいなら、緑の中を犬と散歩をしていたほうが好きという人間です。都会に行くくらいなら、地元の喫茶店で人々との語らいを楽しみたい人間です。「晴耕雨読」ではありませんがそれくらい本を読み、詩を書くのが好きなダーリン・ペインが作るメドウズ。このようなブランドが果たしてこの業界に存在するでしょうか。

 

犬も飼い主に似る?

 

写真も趣味です

 

 

話をすると理屈っぽくて、頑固。でも冗談が好きなダーリン・ペイン。少し面倒な性格ですが、私はそんな彼が大好きです。お人好しで、いつも損をして、子供が大好きで、風呂敷を広げるのが得意だけどそれが大きすぎるダーリン・ペイン。この面白い人間が、イギリスの片田舎でこじんまりとハンドメイドで生み出す商品がメドウズです。いわゆる「売れる商品」を作り出す能力はどこにもありません。アロマテラピーに必要なものを昔から変わらないスタイルで作り続けること、それしかできませんが、そこに彼らの幸せはあります。

 

少し前の写真ですが、和気あいあいとしています

 

幸いなことに、私も大きな利益を必要としていません。家賃がほとんどかからない水戸市の雑居ビルの一角に会社はあり、自社でカタログやオンラインショップを作成し、少ない従業員でもお互いが助け合って会社を運営できています。利益を得ることよりも、ダーリン・ペインとのつながりを大切にし、昔からの品質を守りメドウズを変わらずお客様にお届けすることが私に課せられた使命です。私はアロマテラピーというものに華美、センス、ファッションというものはふさわしくないと考えています。「植物の恵みを取り入れて、自身の健やかな毎日と穏やかな精神を育むもの。」それに必要な質の高い商品をお届けすることがメドウズの務めであり、そのためにもこれまでのメドウズを変えることはできません。

 


なぜ、このタイミングで代理店制度を廃し、英国メドウズアロマテラピープロダクツ社と同じ社名に変更した理由ですが、メドウズを大切に守るため。メドウズの商品が持つ意味をお客様へきちんとお伝えし、同業他社の商品とその存在意義を明確に区別するためです。そして、皆様と共にアロマテラピーの文化を発展させ、末永く続けていくためということになります。

 

 

先日、精油の誤飲が多いというブログを書いたところ、3,000件というこれまでにないアクセス数とセラピストさんから同じ問題を抱えていて歯がゆい思いだというご意見を多く頂戴いたしました。みなさんがこの業界のあり方に漠然とした不安を感じつつも、どうしたらよいかと悩まれていることの表れだと思います。ひとりひとりの声は小さくても、みんなで声を上げていけばきっと事態は変わりますし、まずは行動することが大切です。

 

銀行員から縁があって、メドウズそしてダーリン・ペインに出会えた私は本当に幸せです。アロマテラピーへの過度な期待や先入観がないからこそ、アロマテラピーの原点を見つめ、ダーリン・ペインの想いを伝えられるのかもしれません。

 

この感覚を忘れることなく…メドウズアロマテラピープロダクツ初日に書き残したいと思います。

 

改めまして皆様のなお一層のご厚情とご指導を切にお願い申し上げます。
 

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メドウズの強み その1 【人間編】

こんにちは。メドウズジャパンの鈴木 壮哉です。 先日来より御取引先の皆様を中心に、7月1日からの販売体制変更についてご案内申し上げております。それに伴い、多くのお客様からお電話でお問い合わせや時には激励をいただき本当にありがとうございます。せっかくの機会ですので、メドウズの強みを今回から「人間編」・「マネジメント編」・「その他」の3回に分けてご案内したいと思います。

私がメドウズを引き継いだ時、同業他社のように「メドウズ製品をお届けするだけの存在」にしたくありませんでした。メドウズの良さは何かと考えたときに、企業でありながら非常に人間的であること、イギリスのいい意味でおおらかな、柔軟さを持ち合わせた企業であること。お客様とメドウズの距離が非常に近いことがあると思います。距離の近さとは、どれだけお客様がイギリスのことを知れて、顔が見えるかでもあり、常にお客様から手の届く存在でありたいと願っていました。そこで、今回はメドウズの強み「人間編」と称し、私とイギリスがどのような付き合いをしているかをご案内します。

メドウズの代表はダーリン・ペイン、そして在庫管理や販売などマネジメントを担当するのはアーサー・マーティンです。これは、かつてのホンダのように代表が本田 宗一郎、番頭的存在が藤沢 武夫の関係に似ています。


前にもご紹介した、右からダーリン・ペイン、アーサー・マーティン、リアン・キッチン

私は年に2回ほどイギリスを訪れますが、たいがいはダーリン・ペインの家に泊まります。寝食を共にしながら、サプライヤーの面白い話、アロマテラピーのこと、彼の夢等様々なことを語り合います。特に散歩が好きで、時間を見つけては長靴のようなブーツをはき、山道を歩きながら自然に目を配り、花を愛で、鳥のさえずりを聞き、自分の体を自然界に戻すのです。


足が長いので歩くのが速いんです・・・。

ダーリン・ペインは物知りです。自然、宇宙、歴史そして日本のこともよく知っています。豊富な話題はその場にいる人を飽きさせません。そして、初めての場所でもいつの間にかその場に溶け込み、気がついたら友達になっている。彼ほど、人が大好きな人も珍しいかもしれません。

対して、マネジメント担当のアーサー・マーティンは論理的かつ几帳面。初めは話しにくい人なのかと思いましたが、実は温厚で人の話をじっくりとどこまでも聞いてくれます。世界中のメドウズファンに製品をきちっと届けるために、様々な努力をしています(詳細は次回のマネジメント編で)。




みんなで抹茶体験をしました

この5月に彼は初めてパートナーのアリーナと来日しました。アリーナもメドウズで購買を担当しています。 彼が日本でしたいと希望したことは、3,000m級の山登り。さすがに雪が残る春山はまだ厳しいということで、上高地・焼岳を散策しました。私の両親に山登りの話をしたら、ほとんど外国の人と話した経験もなく、むしろ英語もまったく話せないのに一緒に来ることになり、1泊2日の思わぬ家族旅行となりました。


上高地で


初めて使う箸


初めてするオセロ
実はオセロは水戸で1945年ころ生まれたゲームなんです。(これも日本文化?)


アーサーとアリーナは日本文化の習得に一生懸命でした。好き嫌いや食わず嫌いをせず、どんなことでも好奇心を持って取り組みました。出された日本食も初めて使用する箸で残らず食べてくださいました。

日本のアロマテラピー専門店を見て、何が日本の消費者が欲しているのか一生懸命研究していました。「日本で販売をするためには、日本の仕様に合わせなくてはいけない。お客様からの要望や改善点はすぐに伝えてほしい。少しでもお客様に喜ばれる商品を共に作り上げていこう。」彼はこう言い残して、初めての訪日を終えて帰国しました。

私を含め、ダーリンとアーサーの3人はお互いのスケジュールを知っています。ちなみに、本日(5/26)ダーリンはロンドンのパスポートセンターでパスポートの更新をしています。時差の関係はありますが、インターネットを使いお互いがすぐに連絡が取れるようになっています。

近年アロマテラピーメーカーの廃業が相次いでいます。また、仕入れ先が突然倒産した、商品が来なくなったなどの話をよく聞きます。しかし、仕入先とお客様という関係ではなく、個人的なつながりを大切にし、お互いが仕事だけではなくプライベートでも友人であればそのようなことは起こりません。また、お互いを知っているからこそいいものだけを提供したいと考えるのは必然ではないでしょうか。

私がメドウズを引き継いで今年で7年になります。途中、欠品や仕様変更でお客様に多大なご迷惑をおかけし、大変なお叱りをいただきました。その大きな原因は私たちのコミュニケーションが不足していたこと。相手を理解しているようで、まったく理解していませんでした。その反省があるからこそ、このような関係が出来たのではと思っております。

実は、ダーリン・ペインが原材料の供給元を選定する際、「データや会社の規模ではなく個人的な信頼関係を結べるかを大切にしている」ことと、まったく同じことなのです。私たちは、対外的にだけではなく内側でも個人的な信頼関係を基にメドウズを皆様にお届けしています。この関係こそがメドウズの強みであり、きっと他のメーカーにはないことでしょう。年代も近い3人がいつまでも仲良くいられますように。3人の共通の夢に向かって今後も歩みを重ねていきます。


2016年4月 一緒に撮影

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